No.46 audience 観客

これも、商店街のイベントで見かけた風景です。
女性のピエロさんでした。
ピエロと言えば、想い出があります。
もう、10年以上前になりますが、神戸で、
スペインの子どもサーカス団「ベンポスタ」が公演をした時のこと。
ベンポスタは、主に家庭の事情で学校に行けない子供、親と一緒に
生活できない子供が各国から集まり一緒に暮らす生活共同体で、
彼らの資金源のひとつとしてサーカス公演を行っています。
私は、裏方の通訳をしておりました。通訳というより、
楽屋の雑用係という方が正確でしたが。
ピエロを務めていたのは、当時23歳で、リーダー格の
コロンビア人、フアンホセ。
ところが、公演途中に足を怪我してしまい、
私がつきそって病院へ。
病院の待ち時間、いろいろな話をしました。
細かい話は忘れましたが、強烈に印象に残っているのは
彼が「世界一のピエロになりたい」と言ったこと。
ピエロという職業、社会的には高く評価されていません。
でも、自分の職業に誇りをもち、ベストをつくそうとする
彼の言葉が、今も心に残っています。

